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決算詳報

FINANCIAL DETAIL 24年9月中間期

2024年12月1日号

塩野義製薬 【証券コード】4507 【上場】東証プライム 国内低迷もロイヤリティ下支え 24年度通期は小幅上方修正  塩野義製薬の今24年9月中間期(IFRS=国際会計基準)は売上収益が前年比7.2%減の2140億円、営業利益が22.7%減の759億円で着地した。  売上収益の2割強を占める国内医療用医薬品事業は前年同期比50.5%減とほぼ半減、主力の感染症薬で新型コロナ薬「ゾコーバ」が市場シェアでは健闘したものの、4月の患者負担3割全面適用や8月以降の患者数大幅減が足を引っ張った。インフルエンザ薬「ゾフルーザ」も7〜9月の患者数がほぼゼロだったことが響いた。また、前期に計上したADHD薬のライセンス移管に伴う一時金250億円の剥落も減収要因となった。海外子会社/輸出は米国・欧州でのグラム陰性菌感染症薬「セフィデロコル」が牽引して23.6%... 塩野義製薬 【証券コード】4507 【上場】東証プライム 国内低迷もロイヤリティ下支え 24年度通期は小幅上方修正  塩野義製薬の今24年9月中間期(IFRS=国際会計基準)は売上収益が前年比7.2%減の2140億円、営業利益が22.7%減の759億円で着地した。  売上収益の2割強を占める国内医療用医薬品事業は前年同期比50.5%減とほぼ半減、主力の感染症薬で新型コロナ薬「ゾコーバ」が市場シェアでは健闘したものの、4月の患者負担3割全面適用や8月以降の患者数大幅減が足を引っ張った。インフルエンザ薬「ゾフルーザ」も7〜9月の患者数がほぼゼロだったことが響いた。また、前期に計上したADHD薬のライセンス移管に伴う一時金250億円の剥落も減収要因となった。海外子会社/輸出は米国・欧州でのグラム陰性菌感染症薬「セフィデロコル」が牽引して23.6%の大

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